諸藤 雅志

東京・京王電鉄の線路整備職を経て2018年藤木組入社。社員へのExcel指導という例外的業務に約2か月あたったのち現場へ。現在は土木工事現場における作業員兼管理職に従事。「進路に迷ったらうちにおいで!」

先輩社員が話しやすく入社初日からなじめた

私は高校卒業後に上京し、京王電鉄の線路整備職に4年ほど就いていたのですが、ホームシックになったこともあって福岡へ帰郷。パチンコ店で数か月アルバイトをしたのちに、知人の紹介で2018年藤木組に入社しました。土木工事と線路整備の仕事内容はまったく違いますが、過去に土木業の手伝いをしたことがあり、興味もあったので、不安などはなかったですね。

現在は、土木工事における作業員および管理者として働いています。3~5人などで担当する現場にて、作業を進めながら、スケジュールや品質などの管理をしたり、指揮をとったりする業務です。
入社した日のことは今でもよく憶えていますよ。先輩社員方を見たときに、最初は「コワモテだな」と思ったのですが、実際にはみんなグイグイ話しかけてきてくれる人たちで…。その日のうちになじむことができ「警戒した自分がばかみたいだな」と思いましたね(笑)

自分で完成させたものが半永久的に残る感動

私にとって土木工事の仕事のやりがいは「何もないところに自分たちの手でものをつくって、それが半永久的に残り続けること」に尽きます。
初めて自分ひとりで1から10まで管理した現場では、竣工まで終えた瞬間、うれしすぎて腰が抜けそうになりました。本当に足がガクガク震えていましたから(笑)。その工事が完成したときの写メは150枚くらいありますよ。そんな感動はきっと、この仕事をした人でなければ味わえないものです。

仕事をしていて大変だと感じるのは、しいて言えば、自分の管理している現場を思うようにまわせないときです。たとえば「道具がどこにいったかわからない」だけで作業はスムーズに進みませんし、これがもし「材料の数が足りない」となると、工事自体がストップしてしまいます。
仕事を覚えるにつれて考えることが増えると、大変なこともでてきます。けれども新人のうちは、気負わずのびのびと楽しみながら働くのが一番だと思いますよ。

どんどん聞いて実践して失敗して学んでください

新入社員はまず先輩社員について仕事を学んでいきます。私も最初の1年ほどは、1人の先輩社員について、さまざまな現場へ行きました。
私が仕事を教える場合には、まずあらゆる現場をひととおり見せてから、担当現場で経験を積んでいただきます。もちろん、一人ひとりの性格や覚えるスピードは異なるので、それぞれに合ったかたちで教えていきますよ。
現場に出れば、ほかの先輩社員から教わる機会もたくさんあります。どの先輩も質問すれば丁寧に説明してくれますが、相手からあれこれ言われることはありません。ですから新入社員のみなさんには、自分から積極的に聞きにいく姿勢をもってほしいですね。

また、聞いたことをメモに取るだけでなく、すすんで実践もして現場に慣れていきましょう。失敗もどんどんしてください。先輩社員たちは、みなさんが安全に仕事を学べるよう見守っていますので。
現場経験を積んでいくと、数年後には管理業務も学べます。さらに、国家資格「土木施工管理技士」を取得すれば、より多くの業務をまかせてもらえるようになります。私も現在取得を目指して勉強中なので、一緒にがんばりましょう。

とにかく働きやすい!自分を変えたい人にもすすめたい職場です

藤木組は仕事が学びやすく働きやすい会社です。おすすめしないなら私もここまでしゃべりません(笑)。けれども当社には、もっとしゃべる人がたくさんいるんですよ。実は東京で働いてたころの私は、仕事場でも最低限のこと以外話さないようなタイプでした。今の自分に変わったのは、藤木組に入ってからですね。
また、さまざまな面で融通が利く、自由度の高さも当社の魅力です。たとえば「子どもが体調をくずしたので途中であがらせてほしい」という希望も、快く受け入れてもらえます。むしろ「今すぐ行ってあげないと!」と言われるくらい。

当社で歓迎しているのはどんな人かと聞かれたら、私の答えは「しゃべれる人」。おしゃべり上手という意味ではありません。挨拶のできる人なら全員OKです。この仕事について知らない人にとっては、不安もあると思いますが、やる気はおのずと出てくるものなんですよ。それを引き出すのも私たちの役目です。
新卒から中途採用までどんな人でもウェルカムなので、もし応募を検討している人がいたら、迷わず来てください。入った者勝ちですよ(笑)。