“ずっと残り続け、人々の生活を支えるもの”を、
ゼロから完成まで!
具体的におこなっている作業や1日の業務の流れを見て、実際に働く様子をイメージしてみてください。
土木工事とは何をする仕事?建築との違いは?
土木・建設・建築の違いがよくわからないという方も多いかもしれませんが、土木や建築は建設業という大きなくくりのなかに含まれる、工事の種類にあたります。家などの建物をつくる建築工事に対して、道路や橋、トンネルなどの建設や整備をおこなうのが土木工事の仕事です。藤木組ではおもに、公共事業である道路工事や護岸工事、水路工事、橋梁工事などを手がけています。
護岸工事の手順
当社で多く請け負っている業務のひとつである、河川の護岸工事の基本的な手順をご紹介します。護岸工事は河川の氾濫防止や河岸の侵食防止、道路の洪水対策などを目的におこなう工事です。堤防を補強するためにブロックを積む作業がメインで、細かい部分は現場の規模や状況によっても異なります。
❶工事用道路仮設・準備
作業用の重機などが入れるよう、河川沿いに仮設道路をつくります。田んぼなどの借地に鉄板を敷くといった簡易的なものです。クレーン車が入るような大きな現場では、水の侵入を防ぐための対策として、水路自体の水を止めることもあります。
❷掘削(くっさく)
水路の中のじゃまな泥を、パワーショベルや手作業で掘って取り除きます。
❸根固め
泥を取り除いた部分をセメントなどで固めます。地盤が下がらないように胴木という太めの木などを敷くこともあります。
❹ブロック積み
既製品のコンクリートブロックを、勾配をつけて積んでいきます。このブロックにはさまざまな形状があり、使用する製品や積み上げる高さなどは、発注元の設計に基づいて施行をおこないます。
❺仮設道路撤去
敷いていた鉄板を撤去するなど、借地を元の状態に戻します。
❻竣工検査
竣工検査とは「本当にこの現場を終わらせてよいのか」をチェックする最終検査です。決められた設計どおりに施行がおこなえているか、不具合はないかといったことを確認して、問題がなければ工事は完了です。
藤木組の1日の仕事スケジュール
当社の1日の業務は以下のような流れです。現場では、作業は集中しておこない、休憩時間がきたら手を止めてしっかり休息や食事をとる…というメリハリのある働き方に徹しています。毎日定時に終業できるので、規則正しい生活リズムを保てることも利点です。
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7:15
出勤
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7:20
ラジオ体操
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7:30
ごろ8時までに現場へ着けるよう準備をして出発
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8:00
現場にて当日の作業内容の確認やKY(危険予知)活動
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8:05
作業開始
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10:00
休憩(一服や雑談をして息抜き)
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10:15
作業再開
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12:00
昼休憩(休憩所や車中で昼食および休息)
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13:00
作業再開
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15:00
休憩(一服や雑談をして息抜き)
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15:15
作業再開
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16:30
ごろ現場の片付けと帰社準備
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17:00
現場から引き上げ、会社に戻り次第退勤